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日本画をはじめる

道具について

千数百年以来続いている日本画において、岩絵具をはじめとする伝統的な画材と同じように、
受け継がれてきた伝統的な道具が用いられています。

紙:

絵具を膠で定着させるため、耐久性や強度を考え、和紙を用います。
和紙の中でも、麻と楮を原料に漉かれ、厚みがあり大変丈夫ながらも紙肌が滑らかな雲肌麻紙(くもはだまし)や、岩絵具の薄塗り、水干絵具に適した美濃紙(みのがみ)などがあります。

筆:

画面への表現に大きな影響を与えるために、数多くの種類があります。
下図を墨で描き起こす時は細い線が描ける面相筆、彩色する場合は絵具や水をよく含む彩色筆、広い面を塗る刷毛や、平筆があります。

絵皿:

岩絵具、水干絵具と膠液を混ぜる時等使う陶器製のお皿です。
大・中・小と大きさもいろいろあるので、絵具を溶く量に応じて選びましょう。

乳鉢:

胡粉や水干絵具を擦りつぶしたり、膠と水を入れて溶いたりする時に使用します。

筆洗:

筆を洗ったり、絵具を薄める水を入れておいたりする道具です。
丸いものや四角いものなど形もさまざまで、仕切も2つのものから3つあるものもあります。

水匙:

膠液を計ったり、混ぜる水を計ったりするのに使うスプーンです。

膠鍋:

膠を溶かす時に使う鍋です。 これを小型の電気コンロにのせて熱を与えます。