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FAQ集

よくある質問

お客様から数多くお問い合わせいただくご質問内容を、分類別に掲載しています。

技法について

Q1

膠の溶き方について

膠の濃度は、人により異なります。

薄い目に溶いて少量の水を足して使う人、濃い目のものに多めの水を入れて使う人、など様々です。
また、岩絵具の粒子の大きさによっても、足す水の量を調整して膠の濃さを変えます。粗い粒子には濃い目のものを、細かい粒子には薄い目のものを、といったぐあいです。

塗り始めは強い目の膠を使い、仕上げに従って徐々に薄くしていくということもあります。

ここではごく基本的な溶き方を紹介します。
水100mlに膠を10g入れたものを火にかけ、完全に膠を溶かします。このとき、容器の底にある膠が焦げつかないよう注意します。できあがった膠液は、岩絵具の粒子の中ぐらいのもの(8~10番ぐらい)には水と一対一の割合で混ぜ、これより粗いもの(5~7番ぐらい)には水の量を少なめに、細かいもの(11~13番および白番)には水の量を多い目にするのが良いでしょう。

詳しくは動画をご参照ください。

Q2

胡粉の溶き方について

胡粉は白い絵具として使われたり、他の絵具の発色を良くするための下塗りとして使われたりします。また、他の色と混ぜ合わせることで、様々な色調の中間色を作り出すことができるなど、日本画にとってなくてはならない絵具です。
けれども、同時に、ひび割れや剥落を起こしやすい絵具でもあり、その溶き方が重要となってきます。

胡粉の溶き方の基本的な工程としては、まず乳鉢で空擦りをし、胡粉の粒子が充分にきめ細かくなったところへ膠液を少しずつ加えながら乳棒で捏ねていきます。耳たぶぐらいの柔らかさに捏ねあがったものを手に取り団子状に丸めます。これを皿などに何度も叩きつけて中の空気を抜くと同時に胡粉と膠をよくなじませます。お湯であく抜きしたものを必要量皿に取り、水を加えながら指で丁寧に溶きおろしていきます。

詳しくは動画をご参照ください。